ダイワのアユルアー向きベイトリール「アルファス」シリーズ2モデルを比較

  • URLをコピーしました!

アユルアーフィッシングで人気のベイトリール。

なかでも、ダイワの「アルファス」シリーズは、メーカーがアユルアーフィッシングに推奨しているおすすめのベイトリールシリーズです。

今回、現在ラインナップされている2モデルのスペックを比較しました。

これからアユルアーフィッシングをはじめたい方、ベイトタックルにチャレンジしてみたい方はぜひ参考にしてみてください。

目次

ダイワ「アルファス」シリーズ2モデル

ダイワが展開しているベイトリールのラインナップのなかで、アユイングベイトリールとして適しているのが「アルファス」シリーズです。

現時点では、以下の2モデルから選択できます。

アルファスBF TW

出典:ダイワ

「アルファスBF TW」は、2024年12月に発売されたベイトリールです。

従来の「アルファス AIR TW」がカタログ落ちしているので、後継機種と考えて差し支えないでしょう。

「さらなる低イナーシャスプール」を目指して開発したNEWマグネットブレーキ構造「SS MAGFORCE」を搭載しているのが特徴。

フィネス専用BFスプール搭載とあいまって、アユルアーフィッシングはもちろん、超軽量ルアーを使用する渓流ベイトフィネスやバスベイトフィネスゲームでも使いたい方におすすめです。

アルファス SV TW

出典:ダイワ

アユルアーフィッシング向きエントリーモデルとして人気のベイトリールです。

買い求めやすい手頃な価格を実現しており、高度なキャスティング性能がそれほど求められないアユルアーフィッシングに適しています。

ソルト対応なので、ライトソルトゲームやバスフィッシングなどで使いたい方にもおすすめ。

ただし、フィネス性能ではアルファス AIR TWに劣るので、渓流ベイトフィネスなどの超軽量ルアーのキャストには向いていません。

アユルアーフィッシング向きリールについては、以下の記事でも詳しく紹介しています。選び方なども解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

あわせて読みたい
アユルアーフィッシングのリールの選び方!おすすめ20モデルを紹介 ルアーをキャストするアユルアーフィッシングでは、リールが必須です。 バスフィッシングや渓流釣りで使っている手持ちのリールがあれば流用して問題ありませんが、新た...

ダイワ「アルファス」シリーズ2モデルを比較

アルファスBF TWとアルファス SV TWのおもなスペックをまとめたので、選ぶ際の参考にしてみてください。

モデルアルファスBF TW
アルファス SV TW
ギア比6.3、8.57.1、8.1、8.5
レベルワインドTWSTWS
ドラグUTDUTD
最大ドラグ力3.5㎏4.5㎏
ブレーキSS MAGFORCEAIRブレーキ
スプール径30mm32mm
ベアリング数ボール6、ローラー1ボール7、ローラー1
ドラグ引き出しクリックありなし
自重165g175g
メーカー希望価格51,900円33,700円

ギア比

アルファスBF TWには、よりスローにリーリングできるギア比6.3モデルをラインナップしています。

アユルアーフィッシングではロッド操作でルアーをゆっくり動かせるので、とくにローギアモデルが適しているとは言えません。

好みの問題かもしれないですが、ほかの釣りでも使用するなどローギアを求めているなら、アルファスBF TWのギア比6.3モデルがおすすめです。

ブレーキ

アルファスBF TWのSS MAGFORCE 出典:ダイワ

アルファス SV TWが従来のAIRブレーキを搭載しているのに対して、アルファスBF TWはコンパクトスイングで快適な低弾道キャスト性能を引き出す「SS MAGFORCE(Simple & Swift MAGFORCE)」を搭載しています。

ただし、アユルアーフィッシングではあまり軽いルアーを使用しないほか、基本ちょい投げで高いキャスタビリティを必要としません。

渓流ベイトフィネスやバスベイトフィネスでも併用するならアルファスBF TWがおすすめですが、アユルアーフィッシング用として購入するならアルファス SV TWで十分と言えるでしょう。

軽量化

アルファスBF TWのφ30mmG1ジュラルミン製ベイトフィネススプール 出典:ダイワ

アルファスBF TWは、SS MAGFORCE専用の「φ30mmG1ジュラルミン製ベイトフィネススプール」を搭載しています。

インダクトローター形状の大幅見直しにより、直径30mmながらもスプールユニット自重を抑えているのが特徴。

アルファス AIR TWと比べて約14%の小径化・約27%の軽量化を実現しています。

より軽く扱いやすさを重視したいなら、アルファスBF TWがおすすめです。

ドラグ引き出しクリック

アルファスBF TWのドラグ引出しクリック 出典:ダイワ

アルファスBF TWには、要望の多かったという「ドラグ引出しクリック」を搭載しています。

ラインが引き出されるとスピニングリールのようにドラグ音が鳴り、ドラグが作動しているのを確認できるのが特徴です。

アユルアーフィッシングでドラグが引き出されるシーンはあまりないかもしれませんが、部品を購入してドラグが鳴るように改造する方もいるようですから、気になる方はアルファスBF TWをチェックしておきましょう。

価格

メーカー希望価格では、より高性能なアルファスBF TWのほうが18,200円高いです。

販売価格ではもう少し差が少ないと思いますが、必要な機能性やほかの釣りでも使用するかなどを考慮して選びましょう。

【まとめ】「アルファス」シリーズでアユルアーフィッシングを楽しもう!

アルファスシリーズは、ダイワもアユルアーフィッシング用に推奨しているベイトリールです。

ダイワではさまざまなベイトリールシリーズを展開していますが、アユルアーフィッシング向きモデルを探しているなら、アルファスシリーズの2モデルからどちらかを選択すればよいかと思います。

今回の記事を参考に、求めている性能や予算を考慮しながら自分にぴったりなベイトリールを選んでください。

アユルアーフィッシングの注意点

  • 鮎のルアーフィッシングは、川を管理する漁協組合によって禁止されている場合があります。
  • 可能な川であっても、エリアや遊漁期間などが設けられている場合があります。
  • アユルアーの使用がOKでも、リールの使用が禁止されている場合があります。
  • ハリスの長さや針の数など、遊漁規則を確認して守りましょう。
  • 必ず遊漁券を購入してから川に入りましょう。
  • 友釣りを楽しんでいる方や他の釣り人とのトラブルを防ぐべく、必要以上にロングキャストしたり、近づきすぎたりしないように注意するなどマナーを守りましょう。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次