釣った鮎をオトリにする友釣りで必需品の「引き舟」。
アユルアーフィッシングにおいても、釣れた鮎を活かしておくのに役立つ便利なアイテムです。
とはいえ、はじめて選ぶ際に迷ってしまうこともあるのではないでしょうか?
そこで今回は、アユルアーフィッシングに適した引き舟の選び方を解説。
あわせて、リーズナブルなモデルを厳選して紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
そもそも「引き舟」とは?アユルアーフィッシングにおけるメリット
引き舟は、釣れた鮎やオトリを活かしながら釣りをする友釣りの必需品です。
名前のとおり船のような形をしており、腰につけたベルトに引き舟のロープを装着します。
アユルアーフィッシングでの使用では、以下のメリットがあります。
川に立ち込んだまま釣りを続けられる
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釣れた鮎をバケツなどに入れておく方法もありますが、川に立ち込むアユルアーフィッシングには不向きです。
釣れるたびにバケツを置いている岸に戻るのは非効率的。
流れの中を移動する回数が増えて、体力も消耗します。
引き舟を装着すれば、釣れるたびに岸へ戻る必要はありません。
たとえば、道具を借りてほんの短時間お試しで釣りをするようなケースならバケツなどでも構いませんが、これからアユルアーフィッシングを続けていくなら引き舟を用意しましょう。
鮎を活かしておける
釣れた鮎を持ち帰って美味しく食べたいなら、鮎を活かしておくのに引き舟が役立ちます。
川に立ち込んで引き舟を流れに漂わせておけば、釣れた鮎を元気な状態で活かしておけるのがメリットです。
バケツだと酸欠になったり、高温で弱ったりして死んでしまう場合もあるでしょう。
弱って色が変わった鮎は美味しく食べられません。
アユルアーフィッシング向き「引き舟」の選び方
大きさをチェック
引き舟の大きさは容量4~8 Lほどと、モデルによって異なります。
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大きいほどたくさんの鮎を活かしておけますが、アユルアーフィッシングにおいては6L以下の中~小型サイズがおすすめです。
鮎の友釣りではオトリの元気度が釣果を左右することもあり、余裕のあるサイズが求められます。
一方、アユルアーフィッシングではそれほど大きさは重要でなく、携帯性を重視したほうがよいでしょう。
大きい引き舟ほど水もたっぷり入るので、長い距離を移動する際に大変です。
価格をチェック
引き舟は同じ容量でも、モデルによって倍以上価格が違う場合があります。
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上位モデルほどフタ部に工夫をこらしているなど機能性に優れているものの、そこまでこだわらないなら安いモデルで十分です。
予算に余裕があれば上位グレードのモデルを購入しても良いのですが、引き舟としての基本的な性能はどれもそれほど変わりません。
アユルアーフィッシング向き「引き舟」のオススメ7選
選び方がわかったところで、引き舟のおすすめモデルをみていきましょう。
1万円以下のリーズナブルなモデルに絞ってピックアップしましたので、参考にしてみてください。
ダイワ(DAIWA) 友舟 GX-450W
容量4.5Lの小型サイズの引き舟です。
川の流れを受けた際に左右のぶれが少ないフロント形状を採用。
従来モデル比で約17%引き抵抗を軽減し、流れの中で安定しやすくなっています。
友舟 GX-450Wについては、以下の記事でも詳しく紹介しています。
ダイワ(DAIWA) 友舟 GX-560W
約5.6Lのやや小型な引き舟です。
鮎の飛び出しを抑える「暴れん窓」を搭載し、フタを開けた際に光の急激な刺激で鮎が飛び出すのを防ぎます。
セーフティロック付き水量ダイヤル付きにより、排水量を調節できるのも便利。
レッドホワイトとグレーネイビーの2カラーから選択できます。
ダイワ(DAIWA) 友舟 AF-600R
やや大きめの容量6Lの引き舟です。
フロート部が約15mm上にポップアップする「フロート可動式」により、優れた安定性を発揮するのが特徴。
ロープのねじれを防ぐ「ねじれ防止機構ハンドル」や、わずらわしいハリ刺さりを激減させる「ササランロープ」を採用しています。
ダイワ(DAIWA) 友舟 GX-420W
約4.2Lの小型サイズの引き舟です。
「GX-560W」のサイズダウンモデルで、携帯性を重視したい方に適しています。
シマノ(SHIMANO) アドバンスパワー HI-042P
シマノのモデルの中で、もっとも低価格な引き舟です。
容量7Lでたっぷりと釣れた鮎を入れられる大型モデル。
投入口にくぼみをつけた形状で鮎を入れるときに逃げにくくする「スルットINシステム」を搭載しています。
ダイワ(DAIWA) 友バッグⅡ
ナイロン製の袋を採用している引き舟です。
浅場で引きずりながら移動しやすいのが特徴。
小河川用としておすすめです。
容量5.5Lと3.6Lから選べます。
友バッグⅡについては、以下の記事でも詳しく紹介していますので参考にしてみてください。
オーランド(Oland) ライン 鮎ボート オレンジ ON-65
低価格の引き舟です。
鮎シールや水温計も付属しているなど、コスパの良さが魅力。
予算をできるだけ抑えたい方に適しています。
【まとめ】釣った鮎は引き舟で活かしておこう
釣った鮎を活かしておける引き舟。
テンポよく軽快にアユルアーフィッシングを楽しむために欠かせないアイテムです。
1日アユルアーフィッシングを楽しんだら氷でしめて、新鮮さをキープした状態で持ち帰りましょう。
今回紹介したリーズナブルなモデルから、自分にぴったりな引き舟を見つけてみてください。