アユルアー(アユイング)の「針」選び方!おすすめ製品も紹介

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アユルアーフィッシング用ルアーにはフックが搭載されておらず、「イカリ針」か「チラシ・ヤナギ針」をセットして使います。

友釣り専用の針なのですが、これからアユルアーフィッシングをはじめる方の中にはどれを選んだらよいのかわからない人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、鮎の友釣りにも精通している筆者がアユルアーフィッシング用のフックの選び方を解説。

おすすめ製品も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

アユルアー(アユイング)の「針(フック)」選び方

出典:ダイワ

アユルアーフィッシングでは、鮎の友釣りと同じ針を使います。

カエシがなく、鮎にやさしいのが特徴。

服に引っかかったり、指に刺さってもすぐに抜けます。

選ぶ際は、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 種類
  • 号数
  • 軸の太さ
  • 針先の形状
  • バラ針か完成品

では、それぞれ解説します。

種類

鮎針には、おもに「イカリ針」と「チラシ・ヤナギ針」の2種類があります。

イカリ針

イカリ針の画像

いわゆるイカリ状に針を組み合わせたのがイカリ針です。

針の本数が多いぶん、掛かりの速さがメリット。

3本イカリと4本イカリがあります。

掛かりの速さを重視するなら4本イカリ、バレを減らしたいときや根掛かり防止には3本イカリが適しています。

ヤナギ・チラシ針

ヤナギ針の画像

2~3本の鮎針を等間隔に配置したのがチラシやヤナギです。

イカリと比較して掛かりは遅いですが、1本の針が深くしっかりと刺さってバレにくいのが特徴。

等間隔に針を配置するのでハリスが長くなり、低活性でウロウロと後ろをついてくるような野鮎を絡め取ります。

号数

鮎針の号数はメーカーや製品によって異なります。

もっとも小さいサイズで4号から大きいもので10号ほどと、さまざまです。

号数が大きいほど鮎にがっちりと刺さりますが、根掛かりしやすいのがデメリットです。

オールラウンドに使いやすいのは、イカリで7.0号か7.5号。

根掛かりが多発するなら6.5号でもよいでしょう。

チラシ・ヤナギは針が浮き上がりやすいので、やや大きめの8.0号か8.5号がスタンダードな号数です。

いずれにせよ、流れに対して重すぎると根掛かりしやすく、軽すぎると浮き上がって掛からないので、ポイントに合わせて選択しましょう。

軸の太さ

鮎針は、同じ号数でも軸の太さが製品によって異なります。

大きく分けて細軸・中軸・太軸があり、号数と同じく根掛かりや掛かり具合、ポイントなどに合わせて選択しましょう。

軸の太さに統一規格はないですが、おおよそ以下が目安です。

号数細軸中軸太軸
6.5号0.37mm0.39mm0.41mm
7.0号0.39mm0.41mm0.435mm
7.5号0.41mm0.435mm0.46mm

あるメーカーが細軸としている太さを中軸と表記しているメーカーもあるので、あくまで目安にしてください。

針先の形状

出典:ダイワ

鮎針の針先の形状は、製品によって微妙に異なります。

大きく分けて「ストレート」と「シワリ」の2タイプがあり、針先がまっすぐなのがストレートタイプ。

スッと刺さり込みやすく、掛かりを重視する場合に好まれます。

わずかに針先が内向きに曲がっているのがシワリタイプ。

ストレートよりも根掛かりしにくく、バレにくいのがメリットです。

ただし、いずれもおおまかな特徴であり、どちらが適しているのかは状況によって変わります。

鮎針に絶対はないので、どちらも用意して使い分けるのがおすすめです。

バラ針か完成品

出典:ダイワ

鮎針は自作するための「バラ針」と、すぐ使える状態の完成品があります。

バラ針は好みの針とハリスを合わせたり、根巻き糸の色を変えたりなど自分好みに作れるのがメリット。

対して、完成品はすぐ使えるものの、当然ながら割高です。

シーズンの釣行回数などを考慮するとよいですが、初心者においては完成品がおすすめ。

イカリ針の作成は、慣れるまで時間がかかります。

完成品は「ワンデイパック」「バリューパック」といった名前で販売されているので、チェックしてみてください。

【完成品】アユルアーの「針」おすすめ製品

アユルアーフィッシングのフックの選び方がわかったところで、おすすめ製品を見ていきましょう。

鮎針はベテランでも迷ってしまうほど種類がありますが、オールラウンドに使いやすいタイプをピックアップしました。

また、イカリ針とチラシ・ヤナギを分けて紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

イカリ完成品

ダイワ(DAIWA) D-MAX鮎SPECIAL ワンデイパック フロロハリス 3本イカリ マルチ

スピードとキープの中間に位置するマルチの3本イカリです。

オールラウンドに使えます。

ダイワ(DAIWA) D-MAX鮎SS ワンデイパック マーキング ダブルテーパーハリス 3本イカリ キープ

シワリタイプの3本イカリです。

バレが多いときや、根掛かりを防ぎたいポイントも活躍します。

ダイワ(DAIWA) D-MAX鮎SS ワンデイパック マーキング ダブルテーパーハリス 3本イカリ スピード 7.5号

ストレートタイプの3本イカリです。

皮の柔らかい初期の鮎や、スピードを重視したい場面に適しています。

ダイワ(DAIWA) D-MAX鮎SS ワンデイパック マーキング フロロハリス 4本イカリ エアースピード 6.5号

細軸を採用した4本イカリです。

皮が硬くなった後期の鮎や浅場、小型が多い初期などに適しています。

オーナー(OWNER) N0.36335 ワンデイパック 一角SPフロロ3本錨 7.5号

定番針の刺さりを強化

フッ素コート採用で鋭さを強化している3本イカリ。

渇水や後期で鮎の皮が硬いときに威力を発揮します。

オーナー(OWNER) No.36344 ワンデイパック 秀尖フロロ3本 7.0号

中軸・しわりタイプ

ノンメッキの鋭い鈎先が特徴の3本イカリです。

ふところの広いキツネ形状ながら、スピード感のある掛かりを実現します。

がまかつ(Gamakatsu) バリューパック T-1 全ナノスムースコート 3本

ナノスムースコートで刺さりバツグン

オールラウンドに使える3本イカリです。

スムーズに刺さる低摩擦のナノスムースコートを施しています。

がまかつ(Gamakatsu) バリューパック T1 刻 トキ ナノスムースコート 4本 錨 A142 7.5-1.5.

細軸タイプの4本イカリです。

ナノスムースコートで優れた貫通力を発揮します。

チラシ・ヤナギ

オーナー(OWNER) 満開チラシ トンボ 3本鈎

定番の3本チラシ

独特の形状のチラシ仕掛け。

3本のチラシ鈎をジグザクに配置しています。

オーナー(OWNER) 一角チラシ 3本鈎

群れ鮎攻略に

オーソドックスな3本チラシ仕掛けです。

ハリスにナイロンを採用しています。

OWNER(オーナー) シングルフック 首ふりチラシ キツネ 3本 8号 / ハリス:2号 3組 30650

針の移動して間隔を調節できるチラシ針です。

掛かり具合をみながら調節できます。

がまかつ(Gamakatsu) T1貫チラシナノ2本ヤナギ仕掛 AY128

使いやすい2本ヤナギ

スタンダードなタイプの2本ヤナギです。

群れ鮎対策に活躍します。

がまかつ(Gamakatsu) T1要パワー 2本ヤナギ仕掛け

大鮎対応の太軸タイプ

フッ素樹脂加工「ナノスムースコート」を施している2本ヤナギ。

スッと刺さり込むのが特徴です。

がまかつ(Gamakatsu) T1 密着チラシ2本仕掛 大鮎無双チラシ AY130

2本の針が密接で根掛かり防止

大鮎対応の針を採用した2本チラシです。

押しが強いポイントに適しています。

鮎ルアーの針はイカリとチラシ・ヤナギのどちらがおすすめ?

アユルアーフィッシングは、比較的チラシ・ヤナギのほうが釣れやすいとされています。

生きているオトリには猛烈にアタックしてくる野鮎でもルアーにはそこまでアタリがきつくなく、ルアーの周りをウロウロしているうちに長いハリスのチラシ・ヤナギに掛かる、とされているからですね。

しかしながら、ヤナギからイカリに替えたら掛かりはじめた、といったけースもあるので一概にどちらが優れているとは言えません。

また、ダイワのように友釣りの精神を重視して「しっかり追ってきた野鮎をかけるべき」という考えから、イカリ針を推奨している場合があります。

釣り人の考え方によるのですが、やはり釣れないと面白くありません。

できれば両方用意して、釣れ具合やポイントに合わせて使い分けてみるとよいでしょう。

鮎針に関する川のルールを確認しておこう

鮎針には、各河川の漁協組合によって針の本数やハリスの長さなどのルールを設けているのが一般的です。

自作する場合は、規則に抵触しないように作る必要があります。

完成品を使うなら問題ないと思われますが、念のため確認しておきましょう。

たとえば、以下のような規則が設けられている場合があります。

  • 針の本数はイカリ4本まで、チラシ3段まで
  • ハナカンより40cm以上の長いハリス使用禁止

また、針以外にもさまざまな規則が設けられている場合があるのでチェックしてください。

ルールを破るアングラーが増えると、せっかく解禁されたアユルアーフィッシングが禁止になるかもしれません。

必ずルールを守ってアユルアーフィッシングを楽しみましょう。

アユルアー「針」に関するQ&A

アユルアーフィッシング用も販売されているけどどうなの?

メーカーによっては、パッケージに専用と謳っている製品が販売されていますが、通常の鮎針と同じです。

迷った場合には選びやすくおすすめですが、選び方を理解しているならとくに選ぶ必要はありません。

ハリスの太さは?

一般的には、針の号数が大きいほど太くします。

完成品なら号数に応じて適切な太さになっているはずなので、特別気にする必要はありません。

自作するなら、1.0~1.5号を目安に針の号数や釣れる鮎の大きさを考慮して選びましょう。

何本くらい持参すればいい?

イカリ針の5本パックなども販売されていますが、1日釣りをするには少なすぎます。

鮎釣りは針先の鋭さが肝なので、釣れないときほどこまめに交換しなければなりません。

釣りをする時間にもよりますが、最低10本は携帯しておきたいですね。

なお、チラシ・ヤナギはイカリ針よりも石をかきずらく摩耗しにくいので、比較的長持ちします。

どのくらいの頻度で交換する?

針先が鈍ったと感じたら交換しましょう。

ちなみに、鮎の友釣りにおいては1日に20本、30本使う人もいます。

長い時間使うほど石に当たって摩耗するので、こまめにチェックするのが重要です。

どうもよくわからない、という場合は釣れないときほど針を疑ってみましょう。

とくに、連続で掛かっていたのがピタッと釣れなくなったら、交換のタイミングです。

ふつうのルアー用フックではダメ?

釣れないわけではないですが、掛かりにくいでしょう。

鮎針より重く太く、浅場を釣るアユルアーフィッシングでは根掛かりが多発する恐れもあります。

また、こまめに交換する必要があり、スプリットリングに装着してあるルアー用フックは向いていません。

また、返しのあるフックはルールに違反する場合もあるので注意してください。

【まとめ】お気に入りの鮎針を見つけよう

鮎針はとても奥深く、一度悩むと収拾がつかなくなるほど。

号数や太さ、タイプの異なる針を数種類用意して、釣れ具合や川の状況を見ながら使い分けるのがおすすめです。

とにかく種類が多いので、今回紹介した製品を参考にまずはいくつか用意してみましょう。

アユルアーフィッシングの注意点

  • 鮎のルアーフィッシングは、川を管理する漁協組合によって禁止されている場合があります。
  • 可能な川であっても、エリアや遊漁期間などが設けられている場合があります。
  • アユルアーの使用がOKでも、リールの使用が禁止されている場合があります。
  • ハリスの長さや針の数など、遊漁規則を確認して守りましょう。
  • 必ず遊漁券を購入してから川に入りましょう。
  • 友釣りを楽しんでいる方や他の釣り人とのトラブルを防ぐべく、必要以上にロングキャストしたり、近づきすぎたりしないように注意するなどマナーを守りましょう。
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