タモ網に針が引っ掛かって、イライラした経験がある方もいるかもしれません。
引っ掛かるのを防ぐには、以下2つの方法があります。
- 編み目の細かいタモを使う
- 袋ダモを使う
では、詳しく解説します。

タモにルアーが引っかかるのを防ぐには?

タモ網に針が引っ掛かるをできるだけ防ぎたいなら、以下の方法しかありません。
編み目の小さいタモを使う

編み目が粗いタモほど、針が引っ掛かります。
鮎タモの編み目は、モデルによっておよそ2~5mmです。
針が引っ掛かるのを防ぎたいなら、なるべく編み目の小さいタモを使いましょう。
ただし、編み目が小さい大手メーカーの鮎タモは、価格が高めになる傾向があります。
1.5~2mm程度ならリーズナブルなモデルも販売されていますので、チェックしてみてください。

- 編み目の粗いタモほど、針が引っ掛かりやすい
- 編み目の小さい大手メーカーの鮎タモは、高価格な傾向がある
「そもそもアユルアーフィッシングの針ってどんななの?」という方は、以下の記事もご覧ください。

袋ダモを使う
今のところ、アユルアーフィッシングで使っているのをあまり見かけませんが、鮎タモには「袋ダモ」と呼ばれているタイプがあります。

名前のとおり、底部に袋を備えているのが特徴です。
小河川での友釣りで、ちょっとした移動時に引き舟へオトリを仕舞わずに済む、として愛用している方がいます。
当然ながら側面の網部分に針が引っ掛かる可能性はありますが、キャッチした鮎が底で暴れた際に針が引っ掛かるトラブルは防げるでしょう。
強い流れに腰まで立ち込むことがある友釣りでは水流抵抗を受けやすく、あくまで小河川用として常用している方は少数派です。
対して、アユルアーフィッシングでは腰まで立ち込むようなシチュエーションは少ないので、使いにくさを感じることはないと思います。
しいてデメリットを上げるとすれば、製品の少なさです。
友釣りでは圧倒的に袋なしの鮎タモが主流であり、選択肢が限られる点に留意しておきましょう。
- キャッチした鮎が暴れても、針が引っ掛かる心配が少ない
- 製品の数が少なく、選択肢が限られる
袋ダモのおすすめ製品
では、袋ダモにフォーカスしておすすめ製品をご紹介します。
ダイワ(DAIWA) 鮎ダモ V39F

アユルアーフィッシング専門ブランド「アユイング」を展開しているダイワの袋ダモです。
網と袋の境目のステッチをなくし、イカリ針が引っ掛かりにくい縫製構造に仕上げています。

- サイズ:39cm
- カラー:ブラック
- メーカー希望価格:14,700円
エクセル(X’SELL) 鮎袋タモ 1.0mm FP-300

リーズナブルな鮎釣り具を販売しているエクセルの鮎ダモです。
編み目1mmながら低価格を実現しており、コスパのよい鮎タモを求めている方におすすめ。
36cm径で大きすぎず、アユルアーフィッシングにぴったりです。

スケールをプリントしてあるのも嬉しいポイントです。
- サイズ:36cm
- カラー:ブラック
- メーカー希望価格:オープン価格
シマノ(SHIMANO) タモ網 鮎袋ダモZ PD-1H1V

万が一ワイヤーが切れた際に、網が抜けにくい構造になっている袋ダモです。
構造変更により、剛性もアップしています。
枠の留め方を見直してガタを大幅に軽減しているなど、耐久性に優れているおすすめモデルです。

- サイズ:36cm
- カラー:ブラック
- メーカー希望価格:19,500円
昌栄(SIYOUEI) 鮎ダモ あゆ 38cm モノフィラ縫製2.5mm目

安さを重視したい方におすすめの袋ダモ。
袋に高さがなく側面に針が引っ掛かりやすいものの、袋がないタイプよりはトラブルを軽減できるでしょう。
- サイズ:38cm
- カラー:袋付オリーブ色
- メーカー希望価格:オープン価格
タモにルアーが引っかかるのが気になるなら、始めから袋ダモを購入するのもアリ
袋ダモなら、針の引っ掛かりを大幅に軽減できます。
アユルアーフィッシング用として初めて買うなら、最初から袋ダモを購入するのもアリです。
安価な製品も販売されていますので、ぜひ検討してみてください。