近年、急速に人気が高まっているアユのルアーフィッシング。
楽しめる川もどんどん増えてきています。
アユルアーフィッシングについて調べているとよく出てくる言葉に「アユイング(AYUING)」がありますが、釣りのジャンル名だと思っている方も多いのではないでしょうか?。
本記事では、アユイングの言葉の意味や扱っているタックルについて取り上げました。
これからアユルアーフィッシングをはじめたい方、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
アユイング(AYUING)とは
アユイング(AYUING)とは、ルアータックルで鮎釣りを楽しむ新しいスタイルです。
「それなら、アユルアーフィッシングのことをアユイングと言うんだね!」という方も多いのではないでしょうか?
間違いではないのですが、厳密にいうと「アユイング」は釣り具メーカー「ダイワ1」がつくった造語。
ダイワのアユルアーフィッシングのブランド名であり、商標登録もされています。
ですので、すべてのタックルをダイワ以外で揃えて「アユイングをはじめました」というと、人によっては違和感があるということになるのですね。
とはいえ、すでにアユルアーフィッシングのことを「アユイング」と言っているケースも多く、とくに問題はありません。
ただし、「アユイング」はダイワの商標ですので、商標権侵害にだけでは十分に注意しましょう。
ダイワ「アユイング」タックルの魅力
ダイワはもともと鮎釣りのリーディングカンパニーで、古くから「友釣り」の道具を製造・販売しています。
友釣りは、縄張りをもつ鮎の習性を利用した日本伝統の釣法。
ダイワは鮎釣りを知り尽くしているメーカーであり、アユイングタックルも実際に友釣りのエキスパートがテストをおこなっています。
メーカーによっては、友釣りの経験がない人がルアーや道具の設計に携わっていることも珍しくありません。
ダイワのアユイングタックルは、友釣りを知り尽くしているメーカーならではの使いやすさ・高品質が魅力。
今後、ほかのメーカーもより一層力を入れてくると思われますが、現状のアユルアーフィッシングにおいてはダイワのアユイングタックルがすべての面で業界をリードしています。
アユイングで注目のタックル
アユイングを展開しているダイワは国内最大手の釣り具メーカーであり、さまざまなジャンルで多くの製品を手がけています。
アユイングタックルも充実しており、釣り具メーカーでもっとも力を入れていると言っても過言ではありません。
では、現在販売しているアユイングタックルを紹介していきましょう。
アユイングロッド
ダイワのアユイングロッドは、すでに「ネオシリーズAY」と「アユイングX」の2シリーズを展開しています。
長さや調子の異なる豊富なラインナップから選べるのが魅力です。
ネオシリーズAY
アユイングロッドの最上位シリーズです。
アユイングX
アユルアーフィッシング入門に適した、手頃な価格のシリーズです。
アユイングルアー
現在、ミノータイプのアユイングルアーを販売しています。
フックが絡まないように工夫しているなど、鮎釣りのトップメーカーならではの使いやすさが魅力です。
その他のアユイングタックル
ダイワではロッドとルアーのほか、以下のようなアユイングタックルも販売しています。
ランディングネット
友釣りでは、「タモ」と呼ばれています。
掛かった野鮎をランディングするのに欠かせないアイテムです。
友釣り用のタモよりやや小さめですが、友釣り用のタモを使ってもまったく問題ありません。
引き舟
「オトリ」を活かしおく友釣りでは必需品です。
アユルアーフィッシングも友釣りと同じく川に立ち込むので、移動しながら釣った鮎を活かしておくのに役立ちます。
ルアーケース
アユイングタックルには、ルアーを収納する専用ケースもあります。
イカリ針を付けたまま保管できるなど、友釣りに精通しているメーカーならではの工夫をこらしているのが特徴です。
専用フック
アユルアーフィッシングでは、友釣りで使用されている「イカリ針」や「ヤナギ・チラシ針」をルアーにセットします。
ルアーフィッシングで一般的なトリプルフックやシングルフックとは異なりますので、注意しましょう。
ダイワ「アユイング」でアユルアーフィッシングをはじめよう!
アユイングタックルは鮎釣りに精通しているダイワが手がけており、高品質で安心して使えます。
アユルアーフィッシングをはじめるなら、アユイングタックルで道具を揃えてみてはいかがでしょうか。
きれいな清流に立ち込んで、釣って楽しい、食べて美味しい鮎釣り。
興味がある方は、ぜひはじめてみてくださいね。
- 国内最大手の総合釣り具メーカー。かつては単独の釣り具メーカーでしたが、現在は「グローブライド株式会社」となっています。 ↩︎